5月はQQQとSOXL(半導体ブル3倍ETF)を購入しました。
個別銘柄ではないのですが、つみたてNISAのS&P500と分けて観測したいので、個別銘柄の運用成績として反映させます。
✔前提条件
・毎月およそ10万円の資金で個別の米国株を購入
・つみたてNISA満額のS&P500は除外
・個別米国株の成績と向き合いS&P500より上の成績を目指してます
それでは、さっそく見ていきましょう。
【運用成績】2021年5月+68,422円
2021年5月31日の評価損益です。
(米ドル/円= 109.69)
・個別米国株総資産:$13,120.17
(1,439,275円)
・評価損益:+196.13USD
(+68,422円 )
円換算:+1.52%
ドル換算:+4.99%
✔ 赤枠は5月に買い入れたQQQとSOXLです。
買い増し銘柄
$TSLA 1株買い増し
2021年5月12日にイーロン・マスク氏は「車の購入にビットコインを使用するのを停止した」とツイッターに投稿しました。
2021年5月13日の米株式市場で578.00ドルに下落。
わたしはそのツイート以前に650ドルの指値で注文してたので、650ドルで指さってしまいました。
QQQ購入した理由
QQQを購入した理由は、AmazonとGoogleを保有したかったからです。個別株だと高値で買えないので、QQQでわり増しをしました。
QQQ構成割合(2021年6月8日現在)
個別株 保有 | 名称 | ティッカー | 割合 |
✔ | アップル | APPL | 10.71 |
✔ | マイクロソフト | MSFT | 9.70 |
アマゾン | AMZN | 8.16 | |
フェイスブック | FB | 4.10 | |
アルファベット | GOOG | 4.09 | |
アルファベット | GOOGL | 3.66 | |
✔ | テスラ | TSLA | 3.64 |
エヌビディア | NVDA | 3.37 | |
✔ | ペイパル | PYPL | 2.35 |
コムキャスト※ | CMCSA | 2.01 |
SOXL(半導体ブル3倍ETF)購入した理由
SOXLを購入した理由は2つ
- 半導体の将来を期待している
- ブル3倍の値動きを体験したい
下落傾向にあり数回に分けて少額指値!
初めてのブル3倍なので「小さく始める」のがマイルールです。
Wボトムを形成してる底値で購入
では、半導体を購入した理由について順番にご説明します。
1)半導体の将来を期待している
半導体は私たちの生活に欠かせない、自動車、PC、携帯電話、5G6Gインフラ、IoTにかかわってます。
半導体不足で株価下落というニュースを耳にしますね。「不足」という言葉は「必要」の裏返しではないでしょうか。
半導体は地政学、特に中国とアメリカの覇権争いがかかわってくるので、なかなか難しいですが興味のある分野です。
2)ブル3倍の値動きを体験したい
SOXLは「Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF」というように、日々の値動きの3倍で動きます。上がる時は上がる、下がる時は階段から転げ落ちるように下がります。
そこでSOXLのマイルールを設けました。
SOXLのマイルール
保有銘柄で一番リスクのある銘柄なので、リスク許容度を模索しながらポートフォリオの5%~10%、もしくは10万円程度と決めています。
現在保有率は約3%です。
SOXL|構成銘柄Top10の組入れ銘柄
驚いたことに半年でTop10の構成銘柄が組み替えされてます。(そうゆうものなのでしょうか)
まずは2020年12月と2021年6月のTop10の構成銘柄を比較してみましょう。
- SOXL上位10銘柄(2021年6月8日現在)
個別株 保有 | 銘柄 | ティッカー | 割合 |
Dreyfus Government Cash Mana | DGCXX | 6.32 | |
エヌビディア | NVDA | 2.39 | |
テキサス・インスツルメンツ | TXN | 2.04 | |
ブロードコム | AVGO | 1.84 | |
✔ | クアルコム | QCOM | 1.82 |
✔ | インテル | INTC | 1.75 |
アプライド・マテリアルズ | INTC | 1.09 | |
ASMLホールディング | AMAT | 1.07 | |
ラムリサーチ | LRCX | 1.07 | |
NXPセミコンダクターズ | NXPI | 1.02 |
- SOXL上位10銘柄(2020年12月)
個別株 保有 | 銘柄 | ティッカー | 割合 |
Dreyfus Government Cash Mana | DGCXX | 3.37 | |
ゴールドマン・サックス・ ファイナンシャル・スクエア | FTOXX | 1.74 | |
ゴールドマン・サックス国債ファンド | GS社債 | 1.68 | |
ブロードコム | AVGO | 1.60 | |
テキサス・インスツルメンツ | TXN | 1.50 | |
✔ | クアルコム | QCOM | 1.48 |
エヌビディア | NVDA | 1.46 | |
✔ | インテル | INTC | 1.45 |
マイクロン・テクノロジー | MU | 0.82 | |
✔ | TSMC(台湾積体電路製造) | TSMC | 0.79 |
いっけん銘柄の組替えがあったかの様に見えますが、実は国債で比率もほとんど同じです。
✔2021年
上位のDreyfus Government Cash Managerは Bank of New York Mellon※ の子会社です。(Bank of New York Mellonは米国で有名な投資銀行)
SOXLの割合を国債のETF上位6.32%とし、安全対策をとっている。
✔2020年
ゴールドマンサックスなどを組入れ、上位3銘柄を国債で6.79%としている。2020年と2021年ともに、国債を6~7%組入れているので、ブル3倍と言え安全対策をとっています。ETFの中で半導体以外にも分散投資をしていることが分かります。
SOXLの上位10銘柄IN/OUTを比較
TSMC除外
意外だったのが、TSMCのTop10からの除外。
TSMCは半導体チップを製造する生産工場(ファウンドリ)です。上位10銘柄にinされてませんが、個別株を持っているのでいいのですが。
半導体業界は複雑です。企業とビジネス内容については【4月運用成績|半導体産業ロードマップ】でサラリとご紹介してますので、ぜひご参照下さい。
■TSMCに関するニュース ※Bloombergより
2021年2月:台湾TSMCが日本に開発拠点設置へ、投資額200億円
2021年6月:台湾TSMC、熊本に日本初の半導体工場検討
新たにASMLの組入れが確認できます。
ASMLがinしたからこそ、SOXLを買ったと言っても過言ではありません。
なぜASMLを気に入ってるか?
次の章で、ASMLとNVIDIAを保有したかった理由を簡単にご紹介します。
SOXLで【ASMLとNVIDIA】を保有したかった理由
ASMLはオランダに本社のある半導体製造装置メーカーです。簡単にいうと、半導体を製造する機械(装置)を製造している企業です。半導体装置がないと半導体を製造することができませんよね。
売上高ベースで2019年のASML露光装置の世界シェアは81.2%です!※参照元:Wikipediaより
株価は2020年12月から2021年6月現在で、約240%の暴騰しています。
割高で買えないので、SOXLで保有することとしました。
エヌビディア(NVIDIA、NVDA)といえば、ゲームなどで高速画像処理をおこなうGPU(半導体)の企業です。
個別株で購入する機会を逸してしまったので、SOXL・QQQで保有したという形にしました。
2020年ではSOXLの構成割合は7位でしたが、2021年では2位に浮上しています。
資産推移:個別米国株は苦戦続く
ブルーの太線がマイポートフォリオです。
30日レンジ
黄色のS&P500から大きく引き離されています。その差はおよそ12%で追い越す気配がないです。
180日レンジ
短期間のうちに最高益25%からおよそ30%下落し、ぎりぎりプラスに転じました。
S&P500をアウトパフォームするにはもう少し時間がかかりそうです。
まとめ
オルカン(オールカントリー)/VOOに投資して良かったぁ
と感想を持たれた方も多いのではないでしょうか。
これからも個別米国株の運用成績をあたたかく見守っていただけると嬉しいです。
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それでは、また来月お会いしましょう。